カリーゾ平原南部のサンアドレアス断層San Andreas Fault in the southern part of Carrizo Plain |
randum
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サンフランシスコとロサンゼルスの間の海岸山脈(南カリフォルニア海岸山脈)は、太平洋の海岸線に平行に走る多数の小さい山脈と盆地の集まりである。 写真はその最南部で、上部(西)から、カヤーマ(Cuyama)川平野の灌漑農地、カリエンテ(Caliente)山脈、そしてカリーゾ(Carrizo)平原と並んでいる。 画面の一番下(東)の部分を占めるのは、カリーゾ平原の中に横たわる低い丘陵である。 この緩やかな丘陵には草や低木が生えてやや濃い褐色に見えるが、その西の(写真では上)縁の部分は、急な斜面が連なっている。 侵食が活発なため、植生が疎らで、画像では白っぽく見える帯状の部分である。この急斜面の麓付近(白っぽい帯の上沿い)にサンアンドレアス断層が、何本かの近接して並走する断層線(断層帯)となって走っている。 この急斜面はサンアンドレアス断層の横ずれでできた断層崖である。この断層崖にはたくさんの小谷が刻まれているが、谷と谷の間の尾根の多くは、麓近くで急に右に折れ曲がっている。 これは断層の右横ずれ運動の結果できるシャッターリッジ(閉塞丘)という地形である。
1997年7月25日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):+35 5 56.81, -119 25 55.84 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 230° 写真中心位置:+35 0 53.95, -119 33 18.10 (Google Map)
PanoraGeo-No.479 🔍拡大