ボルンハルトという地形の典型、リオのパンデアスーカルPão de Açúcar(Sugarloaf)of Rio, the model of the landform of bornhardt |
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テーマ 37 ユニークな山と丘熱帯の地学(2) 1 BACK⏎ ⇒NEXT 直前のページに戻る |
巨大なキリスト像があるコルコバードの丘から東方を望んだ景観で、眼下のヨットが多数浮かぶボタフォーゴ湾の向こうに見える突出した岩山は、リオデジャネイロを訪れた観光客なら必ず登るパンデアスーカル(Pão de Açúcar、ポンジアスーカルとも発音、標高 396m)である。 その手前に重なるやや平たい岩山はウルカの丘で、パンデアスーカルのロープウェーは、下からここまでが第一段、ここで乗り換えて頂上に向かうことになる。 パンデアスーカル、ウルカの丘、あるいは写真の右端にあるバビロニアの丘などのような急な岩壁に囲まれたドーム状の岩山のことを、地形学ではボルンハルト(Bornhardt)という。 ドーム状インゼルベルク、花崗岩ドーム、モノリシックドームなどさまざまな呼び名がある。 パンデアスーカルはこの地形の代表的存在なので、ボルンハルトのことを、パンデアスーカルを英訳したシュガーローフ(Sugarloaf)ということもある。
2007年9月13日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):-22 57 7.31, -43 12 37.60 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 91°
PanoraGeo-No.515 🔍拡大