右下の小さな位置図で赤い四角で示されているように、ギマランエス台地はパラナ堆積盆地の北西の端に位置している。 パラナ堆積盆地はブラジル南部のパラナ川の流域を中心としてひろがる広大な堆積盆地で、面積でその75%にテラローシャの母材となる中生代白亜紀の玄武岩質溶岩層(セラジェラール層) があるのが特徴である。 ギマランエス台地にはこの溶岩層はなく、古生代のイバイ層群(オルドビス~シルル紀)、フルナス層(デボン紀前期)、ポンタグロッサ層(デボン紀中期)、中生代のボツカツ層(ジュラ紀~白亜紀)やバウルー層(白亜紀)などの堆積岩層で構成されている。
出典:Vieira Junior et al.: Geoparque Chapada dos Guimaraes(MT)-proposta-(ポルトガル語 5.9MB, ダウンロードに若干時間がかかります)
ブラジルにおけるジオパーク設立提案用の原稿なので、この図に示されたようなジオパークはまだ存在しない。
テーマ 12. シャパーダって何だ? P.10 の資料 |