開通後間もなくのアマゾン横断道路Trans-Amazonian Highway shortly after opening |
randum
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アマゾン横断道路入植計画は、ブラジル軍事政権(1964-1985 年)が起こした巨大プロジェクトである。 アマゾン横断道路のうちトカンチンス、パラ、アマゾナスの3州にまたがるアマゾニア区間は、1970 年 10 月9日に工事が開始され、1972 年9月 27 日にエストレイトとイタイツーバの区間が、1974 年1月 30 日にはイタイツーバとウマイタの区間が開通した。 約 2900㎞ の道路をわずか3年と少しで完成させるという驚異的な工事の速さである。 写真は、アマゾン横断道路アマゾニア区間の起点であるトカンチンス川エストレイト橋に近い部分の 1981 年の状況である。開通当初は、アマゾニア区間全体がこのような砂利道であった。 アマゾン横断道路は、ここから約 150km 先までトカンチンス州内を行くが、この区間は、サバナ(カンポセラード)からアマゾニア森林への漸移地帯で、疎林の間のところどころに、写真左遠方のような密林も現れる。
1981年8月6日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):-6 33 29.63, -47 28 31.93 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 335°
PanoraGeo-No.547 🔍拡大