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火入れ後のサトウキビを収穫する農業労働者

火入れ後のサトウキビを収穫する農業労働者

Agricultural workers harvesting burned sugarcane

 製糖工場が所有するサトウキビ畑で、製糖には不要な葉を焼いた後のサトウキビの刈り取りを行っている農業労働者たちで、現地では一般にボイアフリアBoia fria)とよばれている人たちである。 ボイアフリアとは「冷たい食事」という意味である。町に住み、朝早く工場のトラックで畑に連れてこられて働き、昼食は畑で冷えた弁当を食べるのでその名がある。 彼らの父や祖父の時代には、砂糖農園の中に狭い土地を貸し与えられて住み、畑で自給的に作物を作り、余れば町に売りに出るという生活をしていたが、1950~60 年代以降、合理化のために農園を追い出されて町に住み、農業労働者というサラリーマン化した農民となったケースが多い。

2002年1月4日撮影  カメラの位置 (緯度,経度):-6 54 37.99, -35 5 11.22 (Google Map)  撮影方向:北から時計回り 270°

PanoraGeo-No.60

テーマ 34. バイオ燃料先進国ブラジル P.15 で使用

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