ペルーアマゾン、低セルバ帯の熱帯雨林Tropical rainforest of the Selva baja Zone, Peruvian Amazon |
randum
テーマ 41 アマゾンとアンデスを結ぶ 大洋間横断道路 8 BACK⏎ ⇒NEXT 直前のページに戻る |
ペルー南部のアマゾン平野では、アンデスに近づくにつれて顕著に多雨になる。 年降水量が 2459㎜ で弱い乾季のある熱帯雨林気候(熱帯モンスーン気候)のプエルトマルドナド市(標高 210m)から西方のアンデスに向かって 140㎞ のマスコ町(360m)で 3461㎜、185㎞ のキンセミル町(620m)で 6698㎜ になる1)。 この写真は、プエルトマルドナドから西へ 70㎞、熱帯雨林気候の 標高 230m の台地上の熱帯雨林である。 大洋間横断道路の料金所に隣接して車両重量計測所(バランサ)を建設するために森林が伐採されたばかりのところである。 樹高 30m 前後の樹林は、様々な樹種が密生し、真っ直ぐ伸びる幹には下枝がなく、樹冠で一気に枝を広げるなど熱帯雨林の樹木の特徴を示している。 下枝がないのは、密に枝葉が茂る樹冠で遮られて林内に日光が通らないため、下枝を出す意味がないためである。 ペルーの8つの自然地域(高度帯)では、標高 500m 以下で森林に覆われた平野を低セルバ帯(セルバ・バハ Selva baja)という。 2011年9月10日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):-12 52 51.22, -69 46 21.40 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 176° |
PanoraGeo-No.619 | 直前のページに戻る BACK⏎ このテーマ 8/24 ⇒NEXT |