森林が残るケチュア帯の谷間Forest in the valleys of the Quechua Zone |
randum
テーマ 41 アマゾンとアンデスを結ぶ 大洋間横断道路 17 BACK⏎ ⇒NEXT 直前のページに戻る |
大洋間横断道路クスコルートがたどるアラサ川は、上流のマルカパタ市街に近いところでいくつかの支流に枝分かれする。
写真は、それらのうち、左下から流れ下るパルキジャ川(チュンピ川)と左(西)からくる広い礫床のマルカパタ川の合流点である。
その付近の標高は 2700m、山にかかる雲の下底が 3300m くらい なので、まさにこれはケチュア帯(2500~3500m)の谷間の景観である。
人が密に住むケチュア帯では、ふつう、段々畑や斜面畑が一面に拓かれていて、自然の森林を見ることは難しいが、ここにはそれが残っている。
この谷間では、日当たりのよい北向き斜面は写真手前のように畑になり、対岸の山のような日当たりの悪い南向き斜面に森林が残る傾向が読み取れる。 2011年9月10日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):-13 35 44.63, -70 58 1.31 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 45° |
PanoraGeo-No.618 | 直前のページに戻る BACK⏎ このテーマ 17/24 ⇒NEXT |