![]() つくば霞ヶ浦りんりんロードの筑波休憩所Tsukuba Rest Station on Tsukuba-Kasumigaura Ring-Ring Road |
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つくば霞ヶ浦りんりんロードは、筑波山麓と霞ヶ浦湖畔をめぐる総延長約 180 km のサイクリングロードである。
そのうち筑波山エリアの約 40 km は筑波鉄道筑波線の線路跡を利用している。
筑波線は常磐線土浦駅と水戸線岩瀬駅を結んでいたが、1987 年に廃線となった。写真は筑波線筑波駅のホームを利用したりんりんロード筑波休憩所である。
筑波鉄道は、東京の迎賓館(旧赤坂離宮)建設に使われるなどで広く知られるようになった真壁石(花崗岩)の産地、真壁町(現在の桜川市真壁地区)の鉄道期成同盟会などによる運動が実を結んで 1918 年に開通した。
この鉄道は、真壁石の東京への搬出というおもな目的とともに、筑波山の観光開発に大きく貢献した*1)。
従来の登山口である北条集落にも常陸北条駅ができたが、筑波山南西の裾野に接していて便利な筑波駅の方が筑波山の主な登山口となった。
筑波鉄道廃止後の現在、ここは「筑波山口(つくばさんぐち)」という名のコミュニティバス主体のバスターミナルになっている。
2025 年現在、路線バスは土浦駅行き平日13便(土日祝日5便)だけで、真壁・岩瀬駅10便(10便)、下館駅7便(7便)、つくばセンター(つくば駅)26便(21便)、近隣の筑波山神社方面とつくば市北条地区を結ぶ8便(8便)のコミュニティバスが発着する。
筑波山観光客が利用しやすい路線バス筑波山シャトルバス(つくば駅と筑波山神社入口・つつじヶ丘を往復、7便(14便))はここには寄らず、200m ほど離れた沼田バス停を通る。
*1) 長 秋雄(2013):筑波花こう岩と旧筑波町の歴史。GSJ地質ニュース Vol.3, No.6.
2013年3月9日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):+36 12 22.54, +140 4 50.19 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 330°
PanoraGeo-No.631
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