![]() 筑波山西麓のつくし湖と椎尾山Lake Tsukushi and Mount Shiio at the western foot of Mt. Tsukuba |
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![]() ![]() ![]() テーマ 43 裾野も楽しい筑波山9 BACK⏎ ⇒NEXT 直前のページに戻る |
多数のカモが飛来して遊ぶこの水面は、筑波山西麓の小さな谷の源流部を、長さ 400m、高さ 27.4m のダムで堰き止めて造られた人造湖、つくし湖である。
一見、どこにでもある山池(やまいけ)タイプのため池のようであるが、そうではない。
正式名称は南椎尾調整池といい、霞ケ浦用水という大規模な用水システムの一施設である。
スカイラインに見える右の峰は男体山(標高 871m)で、左は、筑波山第3の峰といわれる
坊主山(710m)である。手前の山は椎尾山(256m)で、その中腹に歴史の古い椎尾山薬王院がある。
写真右端近くには、同寺院の三重塔の頂に立つ相輪が細い柱のように見えている。初冬 12 月末の椎尾山は、すでに落葉したコナラを主とする落葉樹、竹林(左下)、緑の濃いアカマツの植林(中央)などがモザイクをなしている。
また、前述の薬王院三重塔の手前に二つほど見える樹形が楕円形の常緑樹は代表的な椎の木、スダジイである。
良く見れば、これの他にも何本もあるこの木は、椎尾山の名の由来である。
2003年12月28日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):+36 14 24.85, +140 4 5.61 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 118°
PanoraGeo-No.633
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