筑波山、四季の道の紅葉Autumn leaves along the Shiki-no-michi(Trail of Four Seasons), Mt. Tsukuba |
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「四季の道」は筑波山南西部の標高 230~270m あたりを、等高線にほぼ沿って伸びる遊歩道である。 植生概略図ではコナラ林とされる地帯に属すが、コナラばかりでなく、クヌギ、カシワ、ヤマザクラ、イロハモミジなどの落葉広葉樹やアカマツ、シラカシ、クスノキなどの常緑樹もある雑木林である。 春の桜、夏の緑陰、秋の紅葉など季節とともに変わる景色を楽しめるが、とくに、この写真の撮影が 12 月半ばであることが示すように、筑波山域では最も遅くまで紅葉を楽しめる所として、知る人ぞ知る穴場である。 筑波山の西~南斜面における 250m 前後の標高は、斜面温暖帯のど真ん中で(参照:筑波山における斜面温暖帯の図)、また、そのような斜面温暖帯が顕著に出現するのは 11 月ごろからであるということを考えると、ほかより冷え込む時期が遅くなる四季の道では、紅葉が遅くまで楽しめるということがうなづける。 2020年12月14日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):+36 13 6.46, +140 4 58.07 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 105° |
PanoraGeo-No.638 | 直前のページに戻る BACK⏎ このテーマ 14/26 ⇒NEXT |