Termite mounds as an origin of the dispersed settlement     randum


アフリカの巨大アリ塚
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シロアリ塚起源の散村
Termite mounds as an origin of the dispersed settlement

タンザニア中央部の熱帯半乾燥気候地帯。大型で平たい笠状の塚をつくる シロアリは石英砂質の土地を好むらしい。シロアリ塚は、写真で赤色の粘土質の土地にはなく、 白っぽい土地にのみ分布する。中心に白い斑点があるほぼ円形の薄いみどり色のところ (草地になっている)がアリ塚である。 白い斑点は、普通はシロアリが新しく積み上げた粘土である。しかし、ここの場合、民家のほとんどすべてが シロアリ塚の上に建てられている。やや大きな斑点がそのような民家である。アリ塚の上は豪雨の際の浸水を 避けられるし、コンクリートのように硬く固結したアリ塚の粘土は家の土台や土間に適している。かくして、 村落のタイプのひとつである「散村」がここに形成されることになる。
1989年12月16日撮影。  カメラの位置 (緯度,経度):-5 53 16.94, +35 50 34.27 (Google Map)  撮影方向:北から時計回り 22°
PanoraGeo-No.127     直前のページに戻る     BACK⏎ このテーマ 4/4 ⇒HOME