Sea fog (Garúa) of the Peru Desert seen form the sky randum


霧の砂漠
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空から見たペルー砂漠の海霧(ガルーア)
Sea fog (Garúa) of the Peru Desert seen form the sky

太平洋に迫るペルー・アンデス西麓の標高500mから下をペルーのコスタ(海岸)地方という。 この地方は年降水量が20mmに満たない極端な砂漠気候であるが、沿岸を流れるペルー海流(フンボルト海流) という寒流の影響で生ずる海霧や低い雲に覆われる「霧の砂漠」である。写真はペルーの首都リマの北東方の 上空からガルーアとよばれるこの海霧を見下ろしたものである。頂がよく揃った霧が谷のところでは上流に向かって 入り込んでいる。地形から推定すると、この日の海霧の頂の高さは1000mに近く、この種の霧や雲が発達する ほぼ上限である。それはペルー砂漠におけるロマ植生の分布が0~1000mであることからも裏付けられる (ペルーとチリにおけるロマ植生の分布)。 雨をもたらすこれより厚く高い雲ができないのは、大気が非常に安定していて活発な上昇気流が生じないためである。 海霧を突き抜けた上空は青空で、ワイワシュ山脈の高峰(遠方やや右の白峰)などの6000m級の山々が一望できる。
1981年7月9日撮影  カメラの位置 (緯度,経度):-11 55 1.14, -76 56 46.34 (Google Map)  撮影方向:北から時計回り 354°
写真中心位置:-11 39 52.69, -76 58 20.25 (Google Map)
PanoraGeo-No.214     直前のページに戻る     BACK⏎ このテーマ 6/11 ⇒NEXT