Thorn shrub forest (Caatinga) in the dry season randum


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乾季の有刺灌木林(カーチンガ)
Thorn shrub forest (Caatinga) in the dry season

ブラジル北東部地方(ノルデステ)の内陸から北海岸にかけての一帯は、 長く厳しい乾季のある熱帯半乾燥気候で、そこにはカーチンガとよばれる有刺灌木林 (トゲ林)が繁茂している。この地方の雨季は1~2月から5月~6月までで、それ以外の月は ほとんど雨がない。温帯では草原になってしまうほどの乾燥した気候であるが、 熱帯ではかなり密な灌木林が成立する。サボテンはもちろん、それ以外の木もトゲだらけである。 乾季には落葉して、この写真のようなモノトーンの状態になるため、先住民インディオは これを「白い林」を意味するカーチンガとよんだ。 1月に入り雨季の走りの一雨があったらしく、うっすらと緑になった灌木も見受けられる。
2002年1月8日撮影  カメラの位置 (緯度,経度):-5 44 58.24, -36 3 16.89 (Google Map)  撮影方向:北から時計回り 342°
PanoraGeo-No.24     直前のページに戻る