Winery in Vale dos Vinhedos

ガウーシャ山地「ブドウ園の谷」のワイナリー

Winery in Vale dos Vinhedos, Serra Gaúcha

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 テーマ 24

温帯のブラジル
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 リオグランデドスール州北東部のセラガウーシャ地方にある都市ベントゴンサルヴェスはイタリア人移民の入植を起源とする町であるが、 その郊外に「ブドウ園の谷」(ヴァーレ ドス ヴィニェードス Vale dos Vinhedos)という地区がある。 そこには、写真手前や遠方の丘斜面のようなブドウ畑が各所にひらかれ、大小のワイナリーが散在している。写真はそのうちの大手、ミオーロ社のワイナリーである。 ブラジルワイン6大産地といわれるもののうち5つが「温帯のブラジル」にあり、その中でも最も重要な産地がこのセラガウーシャ地方で、ブラジルのワイン生産全体の 85 %を占めている。 「ブドウ園の谷」は、そのセラガウーシャ地方におけるワイン生産の中心地である。
 「温帯ブラジル」以外のおもなワイン産地は、ブラジル北東部地方のサンフランシスコ川中流部沿岸(ペトロリーナ市付近)である。 そこでブドウ栽培を始めて成功した M.Yamamoto 氏の農場はミオーロ社によって引き継がれている。 最近では、「温帯のブラジル」以外でも、サンパウロ・ミナスゼライス州境のマンチケイラ山地などに新興のワイン産地が出来つつある (参照:ブラジル主要ワイン産地*1))。

*1) 出典: ホームページ Vinhos do Brasil:Mapa do vinho do Brasil

2004年8月23日撮影  カメラの位置 (緯度,経度):-29 11 9.76, -51 34 50.46 (Google Map)  撮影方向:北から時計回り 331°

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