Rimac River in Lima randum


南アメリカ
乾燥ダイアゴナル
ペルー砂漠
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Climate ofLima/Callao
リマ/カヤオの気温と降水量2)

リマ市街を流れる外来河川リマック川
Río Rímac, an exotic river flowing through the city of Lima

人口約1千万のペルーの首都リマは、砂漠の都市としては、 パキスタンのカラチに次ぐ大都市である。写真のように頻繁に低い雲や霧に覆われるが、 右の表のとおり、年降水量はわずか2.2mmと、ほとんど雨が降らないに等しい。 その都市用水の大部分はこの写真のリマック川をはじめ、北郊外のチジョン川(Río Chillon)や 南郊外のルリン川(Río Lurin)などの外来河川の地表水、およびこれらの川が涵養する地下水に依存している。 これらの川の上流のアンデス山脈の高所はツンドラ気候で、年に数百mmの雨や雪が降る。たとえば、 リマック川の流域をわずかに外れるが、標高約3700mのラオロヤ(La Oroya)では650mm、 分水界に近い標高4098mの小村のヤウリ (Yauli)では723mm1)の年降水量がある。
1)https://es.climate-data.org/america-del-sur/peru/junin/yauli-875460/
2) 気象庁資料平年値(1981-2010年)
1981年6月30日撮影  カメラの位置 (緯度,経度):-12 2 35.55, -77 1 51.80 (Google Map)  撮影方向:北から時計回り 81°
PanoraGio-No.476     直前のページに戻る     BACK⏎ このテーマ 7/11 ⇒NEXT