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ユニークな山と丘 熱帯の地学(2) 3 BACK⏎ ⇒NEXT 直前のページに戻る |
リオデジャネイロ州グアナバラ湾の湾口上空からリオデジャネイロ市の南部を
望むと、多数の岩山がそびえ、その間の低地を埋めるように市街地がひろがっている。
岩山はすべてボルンハルトという地形である。画面左端にパンデアスーカル(396m)、その向こうに、
頂に建物があるウルカの丘(220m)とバビロニアの丘(238m)、その右にサンジョアンの丘(242m)とやや高い
カブリトスの丘(298m)、遠方には二つの頂をもつことから二人兄弟という意味の名をもつドイスイルモンスの丘
(533m)、右端にはやや霞んで巨大なガーベアの岩(844m)が見える。平原に多数の岩山(ボルンハルト)が
そびえるところをボルンハルトフィールドとよぶが、リオは海のボルンハルトフィールドと言えるかもしれない。
写真の左端の弧状の砂浜は有名なコパカバーナビーチ。半世紀近く前の写真であるが、リオの自然と街並みの
美しさに変わりはない。2012年に世界文化遺産に登録された「リオデジャネイロ:山と海との間のカリオカの景観群」
である。
1972年12月15日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):-22 55 46.64, -43 8 51.99 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 228° |
PanoraGeo-No.529 | 直前のページに戻る BACK⏎ このテーマ 3/21 ⇒NEXT |