空から見たシャパーダ・ジアマンチーナChapada Diamantina seen from the sky |
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テーマ 12 シャパーダって何だ?4 (ジアマンチーナ:4) BACK⏎ ⇒NEXT 直前のページに戻る |
サンパウロからブラジル北東部地方第二の都市フォルタレーザへ向かい北上する飛行機は、離陸のあと1時間半くらいで、シャパーダ・ジアマンチーナ上空を通過する。 写真は左側の機窓から西を望んで見えるマンガベイラ山脈である。 マンガベイラ山脈はシャパーダ・ジアマンチーナ(ジアマンチーナ山地)の支脈のひとつで、同じ支脈であるシンコラ山脈と同様、先カンブリア時代の地層からなる褶曲山脈のさまざまな侵食地形が発達している。
この写真には、東(写真右)に急な崖を向け、西に傾き下る斜面(背面)をもつ非対称な断面形の丘が多数見られる。 このような地形は、背斜翼部の傾いた硬層が、侵食に耐えてできた同斜山稜(Homoclinal ridge)とよばれるものである。 同斜山稜のうち、斜面の角度が15度以下ならケスタ、45 度以上ならホッグバックであるが、この写真の丘は、そのいずれにも属さないので、単なる同斜山稜である。
2011年8月27日撮影
カメラの位置 (緯度,経度):-13 3 54.69, -41 41 5.12 (Google Map)
撮影方向:北から時計回り 274°
写真中心位置:-13 3 1.77, -41 53 24.96 (Google Map)
PanoraGeo-No.544
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