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randum
![]() ![]() ![]() 裾野も楽しい筑波山 16 BACK⏎ ⇒NEXT 直前のページに戻る |
茨城県の梅林というと、まず水戸の偕楽園が思い出されるが、近年、筑波山梅林も
注目されるようになってきた。水戸の梅を「静の梅林」というなら、こちらは「動の梅林」である。
筑波山南面の裾野、標高 200~270 m、荒々しい巨岩が散在する 4.5 ヘクタールの斜面に、紅梅2割、白梅8割の
約 1000 本の梅が植えられている。平均傾斜 13 度というかなりきつい斜面で、上り下りするだけでも良い運動になる。
つくば市営(つくば市観光協会が運営)の梅林で、毎年、2月中旬から3月下旬まで開催される筑波山梅まつりの
期間には多くの観光客でにぎわう。 1966 年に筑波山観光開発の一環として梅の木が植えられ、当初は梅の実の採取・出荷も行われていた。 1974 年から筑波山梅まつりが始まったが、その後、人手不足で梅林の手入れが行き届かず荒廃しつつあった。 2005 年の東京・秋葉原とつくば市を結ぶつくばエクスプレス(TX)線の開通に先立ち、2000 年から数年にわたり、 つくば市が筑波大学に依頼して筑波山梅林再生プロジェクト*1)を実施した。 木道などが整備され、梅の木の間伐や枝打ちによって見通しが良くなった。この写真のように、梅の背景に関東平野が 一望できるのもこの梅林の自慢である。 *1) ウィキペディア:筑波山梅林 2013年3月9日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):+36 12 55.92, +140 5 31.12 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 211° |
PanoraGeo-No.643
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