Meeting of randum


色はいろいろ
アマゾンの川たち
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アマゾン川の「白い水」とネグロ川の「黒い水」の会合
Meeting of "whitewater" of the Amazon and "blackwater" of the Negro

ブラジルでは、マナウスにおいて、ソリモンエス川とネグロ川という二つの大河が 合流したあとの川をアマゾン川とよんでいる。ソリモンエス川は、アマゾン川の本流で、アンデス山脈を 源流とする「白い川」とよばれる泥で濁った川である。ネグロ川はアマゾン盆地の北西部やギアナ高地を 源流とし、大部分が熱帯林の中を流れる「黒い川」である。 このように色が異なる二種類の水が会合する光景は、「河水の会合」(Encontro das Águas)とよばれ、 マナウス観光のひとつの目玉である。 マナウスと対岸のカレイロダヴァルゼア(Careiro da Várzea)を結ぶフェリーボートも、 二つの水の境目を横切って航行するので、安上がりに、この写真のような景観を楽しむことができる。 写真手前がネグロ川の黒い水、写真向こうがソリモンエス川白い水であるが、実際には泥で濁った 茶色の水である。
1981年7月10日撮影  カメラの位置 (緯度,経度):-3 8 23.39, -59 54 50.18 (Google Map)  撮影方向:北から時計回り 113°
PanoraGeo-No.72     直前のページに戻る     BACK⏎ このテーマ 12/22 ⇒NEXT