レンソイス川の石橋Rock bridge over the Rio Lençóis |
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テーマ 12 シャパーダって何だ?6 (ジアマンチーナ:6) BACK⏎ ⇒NEXT 直前のページに戻る |
シャパーダ・ジアマンチーナ国立公園探勝のおもな基地はこの写真の都市レンソイスである。 ジアマンチーナの語源であるダイアモンドや金の採掘の基地として成立した集落である。 その市街の入り口にある美しいローマ風アーチ橋は、シャパーダ・ジアマンチーナ国立公園のシャパーダ(台地)を構成する先カンブリア時代の硬い堆積岩を組んで造られた石橋である。
この橋の下を流れるレンソイス川の水の色が異様に黒い。 アマゾン地方のネグロ川の水で代表される熱帯の「黒い水」である。 黒いといっても習字の墨のような黒さではなく、赤みを帯びた黒、いわばコーラ飲料を濃くしたような色で、かなり澄んでいる。 黒い水の「黒い川」があるのはアマゾン地方だけではない。 この国立公園から流れ出る川の多く、たとえば、パイイナシオ丘の麓のセルカード谷から流れ出すムクゲジーニョ川もこのタイプである。
2007年3月7日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):-12 33 40.92, -41 23 21.38 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 255°
PanoraGeo-No.78
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