アマゾン横断道路沿いの自作農家An owner farmer along the Trans-Amazonian Highway |
randum
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この自作農家の若主人は父親から任されて、200 ヘクタールの農地で黒コショウ、コメ、トウモロコシを栽培している。 アマ人ゾン横断道路入植計画のおもな目的は、土地を持たないノルデステ(北東部地方)の農民を導入して、アマゾニア(アマゾン地方)にこのような自作農を育成することであった。 しかし、予想以上に土壌がやせていたことや、半乾燥気候というアマゾニアとは異なった環境のノルデステから来た入植者に対する技術指導と肥料・種子などの営農資材の供給が不十分だったことなどのために、多くの入植者が農業を続けることができずに引き揚げてしまった。 大土地所有制が行きわたっているブラジルにはノルデステ以外の地域にも土地を求める農民は多く、ノルデステの人たちに代わってほかの地方から農業を営む人たちがやって来た。 この農家の父親もそのような南部地方の出身者だという。
2007年9月3日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):-3 52 58.05, -54 22 26.02 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 228°
PanoraGeo-No.99 🔍拡大