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シャパーダって何だ? 18 サンフランシスコ川台地 BACK⏎ ⇒HOME 直前のページに戻る |
ブラジルの首都ブラジリアの東方、ゴイアス州とミナスジェライス州の境界付近の
カンポセラード(サバナ原野)を上空から南望したものである。画面の中央を縦に西向きの
(写真では右を向いた)崖が走り、その頂に平坦な土地が細長く続いて畑になっている。
この平坦地は、先カンブリア時代末期(約6億年前)の地層を覆う新生代の地層がキャプロックとなって
できたシャパーダ(台地)である。
このシャパーダは、広大なサンフランシスコ川台地の一部で、かつては、東方(画面左方)に
広がっていたが、サンフランシスコ川支流の多数の小谷によって侵食されて、緩やかな丘陵になり、
平坦地は崖の頂部に残るだけになった。
近年盛んになったカンポセラードの農地化では、機械化の容易なシャパーダの平坦地が好んで開発され、
大規模な大豆やトウモロコシ畑になっているところが多い。 2002年7月29日撮影。 カメラの位置 (緯度,経度):-15 13 47.14, -46 57 3.39 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 176° 写真中心位置:-15 27 30.72, -46 55 51.78 (Google Map) |
PanoraGeo-No.116 | 直前のページに戻る BACK⏎ このテーマ 18/18 ⇒HOME |