漂流ゴミいっぱい、増水期のアマゾン川The Amazon in the flooding season full of drifting garbage |
randum
テーマ 35 色はいろいろアマゾンの川たち 5 BACK⏎ ⇒NEXT 直前のページに戻る |
アマゾン川本流は、泥で茶色く濁った水の、いわゆる「白い川」であるが、季節ととも、水位も様相も大きく変化する。 3月は流域のほとんどが雨季になり、これから5~6月の最高水位に向かって、アマゾン川の水位は上昇し続ける(参考:アマゾン川の水位の年変化) 写真はそのような水位上昇期の3月上旬、アマゾナス州東部のパリンチンス市付近におけるアマゾン川の夕景である。 遠方中央の日が沈んだ空には積乱雲が見え、その下の水面まで達した暗い影は、局地的な豪雨が降っていることを示す雨柱(あめばしら)である。 アマゾン川の水面には大小おびただしい数の漂流物があり、小舟にとっては衝突の恐怖がつきとまう。 これらの漂流物は、「白い川」の岸にひろがる氾濫原が浸水し、そこにあった枯れ木などのゴミが流れ出したものや、河岸が侵食されて水に飲みこまれた草木など、種々雑多である。 水位上昇期の「白い川」でよく見られる光景である。
2005年3月4日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):-2 36 47.35, -56 41 46.13 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 270°
PanoraGeo-No.171 🔍拡大