![]() ソリモンエス川と川中島Solimões River and alluvial islands |
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ブラジルでは、アマゾナス州の州都マナウス市でネグロ川と合流する以前のアマゾン川本流はソリモンエス川とよばれ、それより下流がアマゾン川である。
写真は、ネグロ川と合流する直前のソリモンエス川である。よく見ると、写真の遠方左寄りに黒ずんだ色の水面があるが、そこがネグロ川との合流点である。
アマゾン水系全体の水の約半分がソリモンエス川からもたらされ、残り半分が、ネグロ川およびマナウスより下流で合流するマデイラ川、タパジョス川、シングー川などの支流から流れ込む。
ソリモンエス川は、写真のように、典型的な泥で濁った川(現地では「白い川」という)で、この豊富な泥が堆積することによって氾濫原が形成される。
写真右手の川の中に小さい島があるが、その左にもマシャンタリア島、そのまた左にシボレナ島という島が並んでいる。
これらの島は、周囲を自然堤防で囲まれ、内部には湿地や湖沼(後背湿地)がひろがっていて、普通のの氾濫原と同じ性質の低地である。
これは、アマゾン川の泥が少しずつ堆積してできる比較的安定した地形である。
大洪水のたびに移動したり消失したりする不安定な中州でないことは、植生が豊かで、川沿いには人家が並んでいることなどから明らかである。
このような島を英語では Alluvial island*1) と言う。
日本では、「川中島」、「中州」、「中の島(中之島)」などの日常語はあるが、原語を直訳した「沖積島」はあまり使われていない。
ここでは、「沖積島(川中島)」のように、注釈付きで使うことにする。
*1) Alluvial island: Island formed by the deposition of clay, sand, silt, or other material by flowing water(流水による砂、粘土、シルトその他の物質の堆積で生じた島).
2006年3月15日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):-3 18 37.92, -59 58 57.38 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 33°
PanoraGeo-No.172 🔍拡大