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キャッサバの故郷 4 BACK⏎ ⇒NEXT 直前のページに戻る |
アマゾン平野のテラフィルメに生える原生林はテラフィルメ林とよばれる。
写真はそのようなテラフィルメ林を伐採・焼却後、キャッサバとバナナを植えた焼畑である。黒焦げになった
大木の切り株や残骸が散乱している。アマゾン中下流部のテラフィルメ(台地)の焼畑は、二次林を再利用して
つくられることが多く、この写真のように、原生林を焼いてつくるケースは比較的少ない。
大木の多い原生林の焼畑化は二次林(カポエイラ)の焼畑化より手間がかかる。アマゾン地方の人口は
急増しているが、それは主に都市人口の増加であり、農村の人口は増えていない。したがって、
手間をかけてまで原生林を焼畑化して耕地を広げる必要性はあまりない。
2003年8月6日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):-3 2 53.64, -56 51 8.42 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 248° |
PanoraGeo-No.193 | 直前のページに戻る BACK⏎ このテーマ 4/16 ⇒NEXT |