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アフリカ大地溝帯 2 BACK⏎ ⇒NEXT 直前のページに戻る |
赤道付近でケニアの大地溝帯(リフトヴァレー)の西縁をなすエルゲーヨ崖(Elgeyo Escarpment)中腹から東をみた景観で、
眼下に横たわるケリオ谷とその遠方、ケリオ谷の東に横たわるトゥゲン丘陵である。トゥゲン丘陵は緩やかな斜面をなして低下してきてケリオ谷に接しており、
反対側(西側)のエルゲーヨ崖が急峻な断層崖であるのと対照的である。トゥゲン丘陵は西に傾く傾動地塊であると
考えられる。地溝(盆地)とは両側が断層で切れて陥没してできた低地であるが、このケリオ谷のように片側が断層、一方が傾動地塊でできた盆地は
断層角盆地という。なお、トゥゲン丘陵は約600万年前の化石人類オロリン(Orrorin tugenensis)の発見地である。
1989年12月25日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):+0 33 22.03, +35 32 4.68 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 52° |
PanoraGeo-No.315 | 直前のページに戻る BACK⏎ このテーマ 2/8 ⇒NEXT |