randum
アフリカの巨大アリ塚 3 BACK⏎ ⇒NEXT 直前のページに戻る |
オオキノコシロアリの塚は直径数十mあり、その地下には総延長数十m というトンネル
が掘られている。シロアリはその中で、女王アリ、働きアリ、兵隊アリなどの役割分担のもとに
社会生活を営んでいる。トンネルの中ではその名の通りキノコの栽培も行なっている。
塚の頂上付近には直径 10㎝ 前後の穴や土を積み上げた煙突が造られているが、これは地下の
トンネルの温度をキノコの生育に適した30度前後に保ったり、高濃度になる二酸化炭素を発散
させたりするための通気管である。11月末は雨季が始まる時期、地元農民がシロアリ塚の斜面を利用して
焼畑をつくるため、灌木が伐採され、下草は焼かれている。 1990年11月30日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):-5 57 14.67, +35 43 22.88 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り -° |
PanoraGeo-No.320 | 直前のページに戻る BACK⏎ このテーマ 3/4 ⇒NEXT |