サリナス・イ・アグアダ・ブランカ国立保護地のビクーニャVicuñas in the Salinas y Aguada Blanca National Reserve |
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テーマ 21 ペルーレイル12 BACK⏎ ⇒NEXT 直前のページに戻る ビクーニャに注意! |
プーノ県とアレキパ県の境をなす丘陵地を下ったところからサリナス・イ・アグアダ・ブランカ国立保護地が始まる。 標高は 4000mから 4400mで、プーナ草原がひろがる高原であるが、海岸砂漠に近づき、乾燥の程度が増すため、植生はまばらである。 アレキパ市を見下ろすミスチ山やチャチャニ山などの火山や多くの湖沼・塩湖・塩原が散在している。 アレキパ市の水源地としても重要であるが、この保護地の最大の保護対象は写真のような野生のビクーニャである。 保護地を通過する国道には、各所に「ビクーニャ注意」の交通標識が立ち、速度も時速55㎞に制限されている。 ペルーのビクーニャは、標高 5200mまでの高地草原地帯に棲んでいるが、その主な棲息地で保護地に指定されているのは、このサリナス・イ・アグアダ・ブランカ国立保護地のほか、 ワスカラン国立公園、フニン国立保護地、およびアヤクーチョ県のパンパガレラス国立保護地などである。
2011年9月14日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):-16 4 19.76, -71 28 17.01 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 1°
PanoraGeo-No.337 🔍拡大