チチカカ湖流域、コアタ川中流部(ランパ川)の高地草原Montane grassland along the middle courses of Coata River, Titicaca Lake Basin |
randum
テーマ 21 ペルーレイル11 BACK⏎ ⇒NEXT 直前のページに戻る |
プーノからアレキパに向かう列車は、フリアカ(標高 3830m)でクスコ方面への鉄道と別れたのち、チチカカ湖に注ぐコアタ川(中流部はランパ Lampa 川という)を溯って行く。 比較的広い谷底平野には、フリアカの平野から畑が連綿と続いてきたが、標高 4000mに近いこの付近で突然終わり、谷底も山の斜面も、一面、イチューというイネ科の草(イチューグラス)が生えた高地草原となる。 尾根筋には露岩も多い。ここから上は、アルパカを主とした家畜の放牧と、野生のビクーニャが闊歩する世界、すなわち、ペルーの8つの自然地域(高度帯)の一つ、プーナ帯である。 列車は、まもなく、プーノ・アレキパ両県の境に近いペルーレイル最高点(4470m)に向かって上りはじめる。
2011年9月13日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):-15 40 4.53, -70 27 20.61 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 28°
PanoraGeo-No.336 🔍拡大