![]() セラダカピバラ国立公園の人気スポット、ペドラフラーダ(穴あき岩)の凱旋門Arco do Triunfo da Pedra Furada, an popular spot in Serra da Capivara National Park |
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![]() ![]() ![]() テーマ 33 ピアウイ州の世界遺産セラダカピバラ 9 BACK⏎ ⇒NEXT 直前のページに戻る |
セラダカピバラ国立公園は、世界最多ともいわれる岩絵をはじめとする先史人類の遺跡の存在が、登録基準ⅲの「文明の証拠」に当てはまるとされて世界文化遺産になったが、その自然景観にも見るべきものが少なくない。
観光的にもっとも人気のあるのはこの写真の「ペドラフラーダ(穴あき岩)の凱旋門」である。 接近して並走する2本の節理沿いにできた峡谷の間の尾根が両側から侵食され後退し、薄くなり、ついに穴が空いてしまったというもの。 パルナイーバ堆積盆地の最下位にある古生代シルル紀のセラグランデ層砂岩からできている。
アメリカ大陸の人類史を書き換えるかもしれない重要遺跡ボケロン・ダ・ペドラ・フラーダ岩陰遺跡の「ペドラ・フラーダ」とは、この穴あき(Furada)岩(Pedra)のことである。 セラダカピバラ国立公園には 1354 の遺跡があるが、そのうち 204 が一般公開され、17 は体の不自由な人でも見学可能なように整備されている1)。
*1) FUMDHAM-Fundação Museu do Homem Americano (アメリカ人類博物館財団)公式 HP: http://fumdham.org.br/ (迫力ある画像と最新の正確な情報が閲覧できる--少し重いのが難点--。また、ポルトガル語のみ)
2011年9月2日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):-8 50 2.82, -42 33 13.39 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 51°
PanoraGeo-No.469
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