サラダ湖とクカパー山脈Laguna de los Salada & Sierra de Los Cucapah |
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アメリカ合衆国との国境に近いメキシコのメヒカリ市上空から南西を望んだ写真である。 手前(写真下部)はメヒカリ近郊の灌漑農地、写真中段に横たわるのがクカパー山脈という断層山地、その向こうにほとんど干上がったサラダ湖が見える。 サンアンドレアス断層がその南端部で、いくつかの雁行する断層に分かれて南に伸び、カリフォルニア湾底へ至る部分である。 合衆国とメキシコの国境付近はサンアンドレアス断層システムの活動による大地震がとくに多いところである(参照:アメリカ合衆国西部の地震分布)。 クカパー山脈の、この写真が面する北東山麓には、無植生で白く見える大規模な扇状地が発達しているが、その扇頂部には、山脈本体から切り離されたような丘が並んでいる。 これらは、横ずれ断層運動によってつくられたシャッターリッジ(閉塞丘)の大規模なものである。
1997年7月25日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):+32 43 42.20, -115 24 24.38 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 208° 写真中心位置:+32 26 48.52, -115 35 14.36 (Google Map)
PanoraGeo-No.301 🔍拡大