randum
ブラジルの"風"景 12 BACK⏎ ⇒NEXT 直前のページに戻る 敷布のシワシワは 空から見た |
多くの海岸砂丘が並ぶブラジル北東部地方(ノルデステ)北海岸強風地帯の
西の端にあるレンソイスマラニェンセスはブラジル最大の砂丘地帯である。海岸沿いに 70㎞ 続き、
内陸への幅は最大 25km にも達する。三日月型のバルハン砂丘
が横に連接した、横列砂丘への漸移型の砂丘(偽バルハン型砂丘)が 50~60 列も並んでいる。
この型の砂丘は、強い風が吹くところにできるという点ではバルハン砂丘と同じであるが、
バルハン砂丘より砂がたくさん供給される条件のところに形成される。
その名のマラニェンセスは「マラニョン州の」の意で、レンソイスは敷布(シーツ)を意味する
レンソール(Lençol)の複数形である。高いところから見ると、皺くちゃになったシーツのように見えるから
そうよばれるらしい*1)。この砂丘地帯の 1566km2は国立公園に指定されている。
*1)Maíra Pabst(2017):https://www.redbull.com/br-pt/10-curiosidades-sobre-os-lencois-maranhenses (ポルトガル語) 1993年8月10日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):-2 49 29.80, -43 0 17.45 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 352° 写真中心位置:-2 33 29.77, -43 2 22.04 (Google Map) |
PanoraGeo-No.48 | 直前のページに戻る BACK⏎ このテーマ 12/13 ⇒NEXT |