小規模な「黒い川」と「白い川」の合流Confluence of small black- and whitewater rivers |
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テーマ 35 色はいろいろアマゾンの川たち 14 BACK⏎ ⇒NEXT 直前のページに戻る |
アマゾナス州東部、パリンチンス市の南方で、黒い水のワイクラパ川が茶色に濁ったいわゆる「白い川」のラモス川に流入するところ、すなわちワイクラパ川の河口である。
写真の下部を右から左へ流れるラモス川は、ここより 200㎞ あまり上流でアマゾン川から分岐、その南方を流れ、パリンチンス市でアマゾン川に戻る水路である。
現地ではこのようなバイパスのような水路は、リオ(rio、川)とは言わずパラナー(paraná、側流)と呼んでいる。
パラナーには数百m程度の短いものからこのように何百 km という長大なものまである。
写真の上半分に広がる黒い水面は、ワイクラパ川下流部の溺れ谷の出口(河口)がラモス川沿いの氾濫原で塞がれてできたマウスレーク(河口の湖)である。この湖の幅は5㎞くらいある。
ラモス川の氾濫原を抜ける部分のワイクラパ川は、そのわずかな流量に見合った幅 170m 前後の細い流れになり、ラモス川に流入するとその黒い水は瞬時に濁り水に同化されてしまう。
2003年7月26日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):-2 38 53.93, -56 43 31.13 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 198° 写真中心位置:-2 45 14.84, -56 45 36.08 (Google Map)
PanoraGeo-No.494 🔍拡大