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小貝川母子島遊水地 10 BACK⏎ ⇒NEXT 直前のページに戻る |
母子島遊水地の越流堤の川と反対側の斜面(専門的には川裏法面<かわうらのりめん>という)である。
マット状の金網蛇籠(かごマット)でできた越流堤は、上から見ると、金網の錆のために、このように赤く見える。
一般に、洪水が堤防から溢れる、すなわち越水が生じた場合、川裏の斜面を勢いよく流れ下る水によって、斜面やその麓が侵食されて堤防が決壊することが多い。
そのため、越流堤も川裏斜面の侵食防止にさまざまな工夫が施されている。
母子島遊水地では、小貝川側の川表<かわおもて>斜面は、かごマットを平張りしたスロープタイプであるが、川裏斜面は、勾配 1:4(高さ1に対し水平4)という緩やかな階段にして水勢を削ぎ、麓には、かごマットを張ったプールやプラットフォームをつくって、洗堀を防いでいる。
2021年3月30日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):+36 15 44.55, +139 59 42.12 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 7° |
PanoraGeo-No.594 | 直前のページに戻る BACK⏎ このテーマ 10/18 ⇒NEXT |