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小貝川母子島遊水地 9 BACK⏎ ⇒NEXT 直前のページに戻る |
遠景の左は筑波山、中央の左の峰が近年ハイカーに人気が出てきた宝篋山(ほうきょうさん)で、中景は小貝川母子島遊水地の越流堤の川裏(かわうら、川と反対側の)斜面である。
この川裏斜面はかごマット(マット状の金網蛇籠)を階段状に積み上げて造られている。
写真の左端の高い部分は普通の堤防であるが、越流堤との接合部分だけは、強い越水の流れに耐えうるよう、かごマットで覆って補強してある。
かごマットは厚さ 50cm と規格化されているので、枚数を数えれば越流堤の高さなどがわかる。
それによれば、この越流堤は6枚なので高さ3m、また、普通の堤防より4枚、すなわち2m低く造られていることがわかる。
近景の右端には「小貝川 55.0㎞」と表示されたキロ杭(河川距離標)が立っている。
55 ㎞は河口(あるいは本流との合流点)、すなわち利根川との合流点からの距離と考えるのが普通であるが、そうではない。
この数値は小貝川の中でも下館河川事務所が管理している区間だけの距離を示しており、起点は取手市の藤代駅に近い常磐線鉄橋である。
20199年10月13日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):+36 15 47.64, +139 59 40.04 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 130° |
PanoraGeo-No.595 | 直前のページに戻る BACK⏎ このテーマ 9/18 ⇒NEXT |