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ぼくとわたしの 富士登山 2 BACK⏎ ⇒NEXT 直前のページに戻る |
標高 2350m、バスは間もなく標高 2400m の富士山富士宮口登山道五合目に着く。
車窓から見下ろす富士山麓から岳南平野にかけての一帯は、見事な雲海に覆われている。
雲海をバックに、富士山の亜高山帯植生を代表する針葉樹の天然林がひろがる。シラビソとコメツガが
主であるというが、秋になるとカラマツもかなり多いことがわかる
(2014年10月のストリートビュー参照)。
最近になってカラマツがとくに増えてきたのかどうか、知りたいところである。このあたりは
まさに富士山の「森林限界の手前」である。この言葉は、2022年2月12日に将棋の王将というタイトルに挑戦して
勝利し、19 歳6か月という記録的早さで将棋の五冠になった藤井聡太さんの記者会見での言葉である: (日刊スポーツ松浦記者の質問)「宿泊されているホテルから富士山が見えたという話がありましたが、 今、藤井さんは富士山の何合目ぐらいまで登っているというイメージがありますか?」 (藤井竜王)「将棋はとても奥が深いゲームで、どこが頂上なのかは全く見えない。 いまだ頂上が見えないという意味では森林限界の手前。まだまだ上の方には行けていないと思います」 1) この地理的センスの良さには驚嘆! 急遽、この「森林限界の手前」と「上の方」の写真何枚かを追加する ことにした次第。 1) 言語学者 山岡政紀さんのブログより引用。 1979年8月2日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):+35 20 11.92, +138 43 53.16 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 197° |
PanoraGeo-No.622 | 直前のページに戻る BACK⏎ このテーマ 2/17 ⇒NEXT |