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バイオ燃料 先進国ブラジル 20 BACK⏎ ⇒NEXT 直前のページに戻る ジャイアント散水リールによる サトウキビ畑の灌漑 -7 1 25.85, -34 59 5.83 150° 2011年9月5日撮影 |
バイオエタノール工場からは2種類の廃水が出る。一つはサトウキビの洗浄水、
もう一つはエタノールを造る時に出る廃液でヴィニョート Vinhoto と呼ばれるものである。
エタノール本体の10倍以上も出るヴィニョートは強酸性で強い悪臭を放つ。かつて、
これらの廃水が川にたれ流しされ、著しい河川汚染を起こした。それが禁じられた現在、
多くの工場はヴィニョートをサトウキビ洗浄水で薄めた上、水路(写真左)でサトウキビ畑に
導きスプリンクラーで散布している。ヴィニョートはカリ(K)分に富んでいるので肥料の節約にも
なる。初期には、水路からスプリンクラーまでの導水は、この写真のように鉄管を継ぎ足して
行っていたが、最近では、右の写真のような巨大な散水ホースリールが使われるようになり、機動性が増した。
2004年8月8日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):-7 19 54.30, -35 2 24.58 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 119° |
PanoraGeo-No.63 | 直前のページに戻る BACK⏎ このテーマ 20/23 ⇒NEXT |