Oil and bioethanol terminal at Cabedelo Port, Paraíba randum


バイオ燃料
先進国ブラジル
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パライバ州カベデーロ港の石油アルコールターミナル
Oil and bioethanol terminal at Cabedelo Port, Paraíba

カベデーロ港はパライバ州の州都ジョアンペソアの外港で、パライバ川の河口にある。 写真後方のタンク群は、ペトロブラス社が管理する石油とバイオエタノール(アルコール)の流通基地 カベデーロターミナル(TECAB)である。 船で運ばれてくる石油製品と、この地方の製糖工場から陸送されてくるアルコールを受け入れ、 それらをパライバ州一帯のガソリンスタンドなどに供給している。1973年の石油危機にあたり、 電気自動車など様々な省石油手段が考えられたなかで、バイオエタノールが導入された要因の一つは、 このように、従来からの貯蔵・流通施設をそのまま使える点であった。 ペトロブラス社は、バイオエタノールの流通に関しても主導権をもっており、国内四十数か所のこのような 流通ターミナルから全国に石油製品とバイオエタノールを供給している。 なお、手前に見えるのは、パライバ川河口を渡りカベデーロとその対岸を結ぶフェリーボート。 バスを運んでいるのではなく、廃車になったバスのボディーをボートに乗せて船室にしている。 超粗大ゴミ再利用の極致というべきか! 
2007年3月10日撮影。  カメラの位置 (緯度,経度):-6 58 13.10, -34 50 44.57 (Google Map)  撮影方向:北から時計回り 50°
PanoraGeo-No.64     直前のページに戻る     BACK⏎ このテーマ 21/23 ⇒NEXT