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バイオ燃料 先進国ブラジル 21 BACK⏎ ⇒NEXT 直前のページに戻る |
カベデーロ港はパライバ州の州都ジョアンペソアの外港で、パライバ川の河口にある。
写真後方のタンク群は、ペトロブラス社が管理する石油とバイオエタノール(アルコール)の流通基地
カベデーロターミナル(TECAB)である。
船で運ばれてくる石油製品と、この地方の製糖工場から陸送されてくるアルコールを受け入れ、
それらをパライバ州一帯のガソリンスタンドなどに供給している。1973年の石油危機にあたり、
電気自動車など様々な省石油手段が考えられたなかで、バイオエタノールが導入された要因の一つは、
このように、従来からの貯蔵・流通施設をそのまま使える点であった。
ペトロブラス社は、バイオエタノールの流通に関しても主導権をもっており、国内四十数か所のこのような
流通ターミナルから全国に石油製品とバイオエタノールを供給している。
なお、手前に見えるのは、パライバ川河口を渡りカベデーロとその対岸を結ぶフェリーボート。
バスを運んでいるのではなく、廃車になったバスのボディーをボートに乗せて船室にしている。
超粗大ゴミ再利用の極致というべきか!
2007年3月10日撮影。 カメラの位置 (緯度,経度):-6 58 13.10, -34 50 44.57 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 50° |
PanoraGeo-No.64 | 直前のページに戻る BACK⏎ このテーマ 21/23 ⇒NEXT |