横浜ベイブリッジの向こうに大黒埠頭遠望Distant view of the Daikoku Pier beyond the Yokohama Bay Bridge |
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横浜新港埠頭沖から東方を望むと、横浜ベイブリッジとその向こうに大黒埠頭(だいこくふとう)が見える。
横浜ベイブリッジは首都高速湾岸線の橋で、横浜港に入る航路を跨いで架かっている。
全長 860m、船舶の航行を配慮して橋の中央部底面は海面から 55m と高くしてある。二本の塔からのワイヤーで橋桁を直接支える斜張橋というタイプの橋である。
ベイブリッジの手前の海面に横たわる黒い線状のものは、南方の山下埠頭から延びる東防波堤(東水堤)である。
東防波堤の先端付近に赤い灯台が見えるが、これはこの防波堤に立っているのではなく、ベイブリッジのやや向こうにある外防波堤のもので、右の塔の基部に見える白い灯台と対になって横浜港の今の入口を示している。
大黒埠頭は本牧埠頭と並び、現在の横浜港で最も取扱い量が多い埠頭である。
横浜港では初の島式埠頭で、1977 年に一部供用開始され 1990 年に完成した。貨物主体の埠頭であるが、ベイブリッジをくぐれないような大型クルーザーも接岸する。
写真でベイブリッジの左の塔基部に接して見えるかまぼこ型の建物はその際に使う旅客ターミナルである。2020 年、新型コロナ禍の発端になったダイヤモンド・プリンセス号もこの岸壁に接岸していた。
2023年3月16日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):+35 27 15.72, +139 38 47.16 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 88°
PanoraGeo-No.672 🔍拡大