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地震断層 1 BACK⏎ ⇒NEXT 直前のページに戻る |
野島断層は、1995 年1月17日、淡路島北部の深さ 16㎞ を
震源とする兵庫県南部地震を引き起こした北東ー南西方向の断層で、
その一部が兵庫県淡路市の北淡震災記念公園にある野島断層保存館に保存されている。
写真左の部分に見える地面の数十㎝の段差がこの時できた低断層崖である。
写真手前の北西側の土地が向こうの南東側の土地に対し相対的に沈下した北西落ちの断層である。
さらに、コンクリート塀の破壊され方から、断層の向こうの土地が手前の土地に対して右に動いているので、
右ずれ断層であることがわかる。すなわち、この断層は、水平・ 垂直ともに数十 ㎝ の変位で、
北西落ちの右横ずれ断層である。この家屋は、地震を被災した家を保存したメモリアルハウスで、
断層の直近にありながら頑丈な家屋本体の倒壊は免れたが、屋内では家具や食器などがひどく壊れて
散乱しており、阪神淡路大震災をもたらしたこの地震の激しさを物語っている。
約9㎞ある野島断層のうち、野島断層保存館を中心とした 185m の区間が、1998 年に
国の天然記念物に指定された。
2000年8月11日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):+34 32 57.28, +134 56 12.99 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 197° |
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