絶景! LRTと男体山(2)田園区間の停留場、飛山城跡Views! LRT and Mt. Nantai (2) Rural section stop, Tobiyama-Jo-Ato(Tobiyama Castle Ruins) |
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田園区間も走るライトラインの行程の中でもっとも田園らしいところは、この⑨飛山城跡(とびやまじょうあと)停車場付近であろう。
この停留場は鬼怒川左岸(東岸)の低地に若干の盛り土をしてつくられている。ライトラインの停留場は黒を主体としたシンプルな都市的デザインに統一されているが、田園地帯でも違和感はない。
上り下り両方のホームの屋根に高く掲げられた黄色いLのシンボルマークは印象的である。
このシンボルマークや車体に多用されている黄色は、雷都(らいと)と呼ばれるほど雷が多い宇都宮市を象徴する稲妻のイメージという。雷は雨を呼び豊作をもたらす自然の恵みである。
写真中景の林は鬼怒川の河川敷内に茂る森林で、その手前に堤防が見える。ライトラインの線路は鬼怒川橋梁に向かって高度を上げて行く。
その向こうに見える男体山は、このテーマ P.5 の高原山で使った意味では「日本でいちばん新しい活火山」である。
その主な活動開始は今から約3万年前と比較的新しいが、歴史時代に噴火した証拠がなく、活火山にされていなかった。
しかし、男体山の山頂火口で 7000 年前に噴火があったことを明らかにした最近の研究結果に基づき、2017 年6月 20 日付で、火山噴火予知連絡会は男体山を活火山と認定した*1)。
日本に 111 ある活火山のうち男体山は 111 番目の活火山である。もちろん、男体山の活動が最近活発になったというわけではない。念のため。
2024年3月21日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):+36 32 52.73, +139 57 50.95 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 302°
PanoraGeo-No.720 🔍拡大