Porto Velho station on the Madeira-Mamoré Railway seen from the opposite bank of the Madeira River

マデイラ川対岸から見たマデイラ・マモレ鉄道ポルトヴェーリョ駅

Porto Velho station of the Madeira-Mamoré Railway seen from the opposite bank of the Madeira River

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 テーマ 9

マデイラ・マモレ鉄道
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 マデイラ・マモレ鉄道ポルトヴェーリョ駅は、2006 年にブラジルの文化遺産に指定されたが、これはその直後、2007 年3月の写真である。 3月はマデイラ川の水位が高い時期で、川の水面すれすれの低地にポルトヴェーリョ駅が横たわっている。 画面中央部のレンガ色の建物はブラジル海軍が港湾警備用に使っている施設である。 その左(北部)、木立の向こうに見え隠れして横たわる長いレンガ色の建物はこの駅の貨物倉庫。海軍の建物の右にあるのが機関庫や整備工場などの車両基地である。 写真撮影当時、長さ約 90mの鉄骨造り整備工場は錆びだらけのひどい状態で横たわっていた。 その後、駅構内全般が整備され、2024 年現在、観光施設「マデイラ・マモレ鉄道複合施設」になっている。荒れていた整備工場はこの複合施設の中心をなす博物館に生まれ変わった。
 マデイラ・マモレ鉄道建設以前の港はここより数 km 上流のサンアントニオ早瀬近くにあったが、ポルトヴェーリョ駅とその港は、流れが穏やかで広い低地があるこの場所に造られた。 しかし、低地すなわち氾濫原なので洪水の危険は避けられたい。2014 年にはマデイラ川の大洪水によって複合施設が全面的に浸水してしまった。

2007年3月17日撮影  カメラの位置 (緯度,経度):-8 46 10.07, -63 55 16.66 (Google Map)  撮影方向:北から時計回り 76°

PanoraGeo-No.728   🔍拡大

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