起伏の激しい区間を行くアマゾン横断道路rans-Amazonian Hihgway crossing a rugged section |
randum
テーマ 38 アマゾン横断道路13 BACK⏎ ⇒NEXT 直前のページに戻る |
アマゾン横断道路はまっ平らなアマゾン平野を行く単調なハイウエーと思ったらそれは間違いである。 アマゾン川沿いの平坦な低地(氾濫原=ヴァルゼア)や低い台地(テラフィルメ)を通っているわけではない。 近くても160㎞、遠い所では400㎞ 以上もアマゾン川から離れたアマゾン平野の南の縁を走るルートの大部分は、古生代の地層や先カンブリア時代の結晶質岩石からなる波打った侵食平野であり、 一部には起伏がかなり激しいところがある。 写真は、パラ川の支流パカジャー川の上流部を横断する区間の夕景である。 雨の少ない季節なので、急坂をあえぎながら登るトランクが巻き上げる砂塵がものすごい。ここは、標高 80m 前後の谷底から 200m を超す尾根の頂まで、100m を超すアップダウンが繰り返される難所である。 この付近のアマゾン横断道路はすでにアスファルト化が済んでいるが、この難所約 10㎞ の区間だけは、大規模な改修が必要なため、2019年現在でも工事が終わっていない。
2007年9月1日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):-3 50 47.71, -50 31 2.58 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 267
PanoraGeo-No.92 🔍拡大