開発最前線への道、ヴィシナールRoad to the front line of development, vicinal road |
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テーマ 38 アマゾン横断道路14 BACK⏎ ⇒NEXT 直前のページに戻る |
アマゾニア(アマゾン地方)における農地や牧場の開発に伴う森林消失の最前線は、いくつかの幹線道路と直交または斜交するようにつくられた何本ものヴィシナール道路(Estrada Vicinal、略してヴィシナール)とよばれる横道に沿った部分である。 写真はアマゾン横断道路沿いのヴィシナールのひとつで、砂利も敷かれていない泥道である。アマゾニアの幹線道路沿いのヴィシナールの多くは5km 間隔でつくられている。 短いヴィシナールでも 10㎞ くらい、長いものになると 40~50㎞ も伸びている。空から見ると、幹線道路を背骨にして多数のヴィシナールが横骨のように並んで魚の骨のように見える。 これがフィッシュボーン(Fishbone)とよばれるパターンである(参照:アマゾン横断道路の衛星写真)。 ヴィシナールの建設や補修は、連邦の機関である農業開発省植民・農地改革院(INCRA)と市町村(この場合はアナプー市)の共同事業として実施される。写真にある看板はその旨のお知らせである。
2007年9月2日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):-3 13 48.99, -51 30 3.75 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 246°
PanoraGeo-No.93 🔍拡大