アマゾン横断道路沿いの小都市ウルアラの商店街Shopping street in Uruara, a small city on the Trans-Amazonian Highway |
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アマゾン横断道路沿いにできた小都市ウルアラの商店街には農機具や車両関係の店が多く、早朝から賑わっている。 かつてのアマゾン地方の都市は、水運が利用できる川沿いに成立したが、道路の建設にともなって、川から離れた内陸にも、このような都市ができるようになった。 ウルアラは、日本の市町村にあたるムニシピオ(以下「市」とよぶ)の人口が 4.4 万(2022 年)で、そのうち約半分がこの中心市街地に住んでいる。 アマゾン横断道路沿いには、このほかにも、ノヴォレパルチメント(市の人口 6.0万、2022年、以下同じ)、パカジャー(4.4 万)、アナプー(3.3 万)、ブラジルノヴォ(3.0 万)、メジチランジア(2.6 万)、プラカス(1.9 万)、ルーロポリス(4.2 万)などの市が誕生し、その中心となる小都市ができた。 いずれも農牧業が中心の市なので、中心都市に住むのは市の人口の 50% 以下、多くは 30% 程度で、マラバ(人口 27.1 万、中心都市人口率 79% *1))、イタイツーバ(13.7 万、73%*1))のように商業機能が発達した港町とは性格が異なっている。
*1) 2010 年国勢調査のデータ。
2007年9月3日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):-3 42 57.88, -53 44 24.78 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 254°
PanoraGeo-No.98 🔍拡大