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東京スカイツリーから目立つ二つの名山:富士と筑波Two famous mountains that stand out from the Tokyo Skytree: Fuji and Tsukuba |
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「名山」と言えば思い出す人も多い深田久弥の「日本百名山」では、富士山は最も高い名山(3776m)、筑波山は最も低い名山(877m)である。
彼は筑波山について「私があえてこの山を推す理由の第一は、その歴史の古いことである」と万葉時代あるいはそれ以前から人々が霊峰としてあるいは行楽の地として親しんだ歴史を挙げている。
さらに近世においても「雪の富士、紫の筑波は、関東の二名山であって、吟詠の対象であったのみならず、江戸に配する好画題でもあった」と、筑波山の名山たる所以を述べている。 |
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筑波山はなぜ目立つ | 1 /14 |
東京から望む筑波山Mt. Tsukuba seen from Tokyo |
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関東平野の北東部に孤立してそびえる筑波山は、関東地方の広い範囲から見え、その双耳峰の形からすぐにそれとわかる。
この写真は東京の北区王子にある北とぴあビル 17 階の展望ロビーからのものである。筑波山の麓まで標高 30m にも満たない関東平野が続き、遮るものが何もないので目立つのは当然である。
北とぴあ近くの王子稲荷や飛鳥山を描いた歌川広重の浮世絵(右の図および「飛鳥山北の眺望」)ではこのような筑波山が遠景に配されている。
山頂部左の峰が男体山(標高 871m)、右の非対称な峰が女体山(にょたいさん、877m)である。両者間の低いところが御幸ヶ原(みゆきがはら、800m)で、そこまでケーブルカーで登れる。 2021年10月18日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):+35 45 18.18, +139 44 11.90 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 32° PanoraGeo-No.655 |
王子稲荷から見える筑波山(歌川広重画) |
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筑波山はなぜ目立つ | 2 /14 |
母子島遊水地から見た端正な筑波山Neat Mt. Tsukuba seen from Hakojima-yusuichi (Hakojima Retarding Basin) |
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孤立峰の筑波山は東西南北どの方向からも望見でき、方向ごとに異なった姿を見せてくれる。
この写真は西北西方向、筑西市の母子島(はこじま)遊水地からのものであるが、東京付近(南西方向)からの姿(前ページ参照)より引き締まった端正な感じの容姿が印象的である。
山頂部には右から男体山と女体山の二つの尖峰と筑波山第三の峰と言われる坊主山が行儀よく並び、中腹から山麓にかけてはなめらかな曲線を描く斜面がのびていて、百名山にふさわしい品格(山格)を感じさせる。
茨城県民にもこの景観を愛でる人が多いようで、投票で決めた筑波ナンバーの図柄入りナンバープレートにはこのアングルの筑波山が採用されている(右の写真)。
この品格に花を添えるのは、気象条件に恵まれれば年に二回、この遊水地の一隅にある池で見えるダブルダイヤモンド筑波である。 2018年5月25日撮影撮影 カメラの位置 (緯度,経度):+36 15 17.58, +139 59'20.58 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 108° PanoraGeo-No.656 |
つくばナンバー図柄入り プレート 母子島遊水地にて (車所有者の許可取得済) |
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筑波山はなぜ目立つ | 3 /14 |
宝篋山から見た筑波山と加波山Mt. Tsukuba and Mt. Kaba seen from Mt. Hohkyo |
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近年気軽な登山対象として人気が出てきた宝篋山(ほうきょうさん、標高 461m)の山頂から北方を望むと、双耳峰の筑波山が間近に見え、遠くには加波山(かばさん、 709m、写真右端)も見える。
加波山と重なって見にくいが、その手前にはきのこ山(528m)や足尾山(627m)などの低山が並び、筑波山と加波山を結ぶ稜線をつくっている。登山マニアはこれらをまとめて筑波連山などと呼んでいる。
このように、筑波山は厳密には富士山のように四方を低地で囲まれた孤立峰ではない。
ただ、東京など南西方向から見ると、加波山などの山々は筑波山の後ろに隠れて筑波山を目立たせる役目に徹している。 2013年1月11日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):+36 10 3.49, +140 7 47.86 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 349° PanoraGeo-No.660 |
この図の拡大および作成手順と参考資料については こちら |
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筑波山はなぜ目立つ | 4 /14 |
筑波山南面の急斜面を登るケーブルカーCable car climbing the steep slope of the south face of Mt. Tsukuba |
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日本百名山でケーブルカーとロープウェーの両方があるのは富山県の立山と筑波山だけである。あちらは、冬季の半年近く休業するが、こちらは通年営業である。
全長 1634m(日本第3位)の筑波山ケーブルカーは、筑波山南面の急な山腹の高低差 495m(日本第2位)を8分で登る。 |
筑波山ケーブルカーの勾配標 |
2022年11月25日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):+36 13 2.42, +140 6 8.05 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 31°
PanoraGeo-No.641
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筑波山はなぜ目立つ | 5 /14 |
筑波山御幸ヶ原から見上げる男体山Nentaisan Peak looking up from Miyukigahara, Mt. Tsukuba |
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筑波山ケーブルカーの山頂駅(写真左端)は、男体山と女体山の間の御幸ヶ原(みゆきがはら標高800m)にある。
数軒の食堂や土産物店がある御幸ヶ原は真冬でもかなりの人出がある。正面には落葉したブナ林に覆われた男体山があり、その頂(871m)までの比高約 70m は約 10 分で登れる。
男体山の頂上には筑波山神社男体山本殿が見える。山そのものが神体である筑波山神社の場合、これと女体山頂にある女体山本殿の二つが本殿で、一般に「筑波山神社」と呼ばれて参詣者の多い山麓の社(やしろ)は、正式には筑波山神社拝殿である。 2001年1月7日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):+36 13 34.15, +140 6 4.69 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 271° PanoraGeo-No.657 |
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筑波山はなぜ目立つ | 6 /14 |
筑波山の最高点、女体山頂The highest point of Mt. Tsukuba, the summit of Nyotaisan Peak |
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双耳峰の筑波山では、東の女体山(877m)が西の男体山(871m)より若干高く、女体山頂に一等三角点が設置されている。山頂は狭く、完全な岩場なので、注意しないと転落もありうる。 普通の観光地なら手すりなどの事故防止策が必要な状況だが、やはりここは百名山に選ばれるような山を目指す登山者の世界である。 山頂の一角に建つ筑波山神社女体山本殿のそばに、この写真の下部中央にあるような三角点標石がある。白い花崗岩製の標石が黒い斑れい岩の岩盤に埋め込まれている。 この三角点の標高は 875.74m で、東日本大震災前の 875.87m より 0.13m 沈下している。 また、1999 年までの筑波山の高さはこの三角点の高さを四捨五入した 876m であったが、現在は 877m と1m高くなっている。これは地震に伴う地盤運動のためではない。 写真を見ればわかる通り、三角点の向こうに1mほど高い岩がある。その頂こそ本当の山頂だという尤もな意見が通った結果である。現在の地理院地図では、三角点標高の 875.7m とともに実際の山頂標高 877m が独立標高点として表示されている。
2002年5月11日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):+36 13 31.39, +140 6 24.04 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 105°
PanoraGeo-No.658
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筑波山登山道の難所、弁慶七戻りBenkei-nanamodori, a dangerous part of the Mt.Tsukuba Trail |
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筑波山ロープウェーは、東の山腹のつつじヶ丘駅(542m)と女体山駅(840m)を結んでおり、後者から高さでわずか 37m 登れば、筑波山の最高点に立てる。
これとほぼ平行した登山道もあり、登頂は約1時間の行程である。そのほぼ中間点の標高 700m にこの弁慶七戻りの奇岩がある。ここから山頂までの間には、順番に、高天原、胎内くぐり、出船入船、裏面大黒石、北斗石、屏風岩、大仏石などと名付けられた斑れい岩の巨石・奇岩が多数分布している。
弁慶七戻りはこれらの奇岩巡りの入口にあたり、石門とも呼ばれてきた。 2015年9月28日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):+36 13 27.12, +140 6 41.10 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 237° PanoraGeo-No.642 |
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斑れい岩の巨岩、立身石(りっしんせき)Risshinseki Rock, a gabbro megalith |
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筑波山の中腹から上には斑れい岩の奇岩怪石が多数ある。男体山南面の頂上直下、自然研究路沿いにある立身石という巨岩もその一つである。
高さ 20m くらいの巨岩で、石の上からの南方向の展望が良い。親鸞聖人が念仏によってこの岩窟に住む餓鬼たちを救った(餓鬼済度)という伝説がある。
立身石という名は、つくばみらい市(旧伊奈町)出身の間宮林蔵が 13 歳の時に立身出世を祈願したことに由来するという。 2022年11月25日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):+36 13 29.46, +140 5 57.00 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 115° PanoraGeo-No.659 |
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修復なった筑波山自然研究路Restored Mt. Tsukuba Nature Research Trail |
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筑波山自然研究路は男体山直下を約 50 分で一周する山道で、各所に地質や動植物の説明版があって勉強になる。 標高 800m の御幸ヶ原を出て時計回りにこの道に入ると、まず急な上りや倒木、岩がちな斜面などに出会って戸惑う人がいるかもしれない。 筑波山の南面を流下する男女川(みなのがわ)や中ノ沢の源流部の急斜面を横断するのでこの最初の区間がもっとも険しい。 2014 年冬にはこの写真のところで崖崩れが発生した。研究路のこの部分は通行禁止になり (参照:ヤマレコに投稿された崖崩れの写真*1)) 8年後の 22 年にようやく復旧工事が終わって開通した。 男女川と中ノ沢との流域分水界に立つ斑れい岩の巨岩、立身石もこの近くにある。 このように斑れい岩の硬い露岩ばかりが目立ち、風化物(マサ)や土壌がほとんど見えない急斜面を見て、これと筑波山麓のボロボロに風化(マサ化)した花崗岩と比べれば、斑れい岩は風化しにい岩石と考えるのも尤もである。 このような印象からか、「斑れい岩は風化に強く風雨で削られにくいため、(筑波山は)周辺より高い山頂をつくっています」と説明するガイドブックが少なくない*2)。本当だろうか? *1)https://yamareco.info/modules/yamareco/include/tmp_imgresize.php?maxsize=800&did=435566&fname=2d5e54fea427921a4af93f4c76d40ea6.JPG |
筑波山自然研究路マップ |
2022年11月25日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):+36 13 30.62 +140 5 56.45 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 300°
PanoraGeo-No.661
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斑れい岩の新鮮な表面Fresh surface of gabbro |
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岩石の組織や構成鉱物は割って新鮮な面を出してみないとわからないが、筑波山は御神体なので、岩石を割ったり採取したりすることは禁止されている。
たまたま、2014 年の崖崩れで不通となっていた自然研究路の工事が終わった後の現地には、割って取り除いた落石の残片が残されていたので、この写真のような斑れい岩の新鮮な表面を観察できた。 2022年11月25日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):+36 13 30.68, +140 5 56.17 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り -° PanoraGeo-No.662 |
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筑波山はなぜ目立つ | 11 /14 |
筑波山頂付近に見られるブナ林Beech forest near the summit of Mt. Tsukuba |
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筑波山研究路を時計回りに歩き始め、男体山南面谷頭部急斜面のトラバース(横断)を終えると、男体山頂から南西に伸びる尾根の上に出る。やや幅があり穏やかな尾根で、落葉樹林に覆われている。
ブナ林であるが、ブナだけではなく、ミズナラ、アカシデ、アオハダなども生えている。この写真左手前にある幹に縦縞がある木などはブナではない。
2008 年から 10 年にかけて筑波山で実施されたブナの毎木調査では、約 7000 本のブナの存在が確認された*1)。
一般に、筑波山では山頂部の標高 700m 以上をブナ帯と言うが、それ以下にもブナの木は多数分布し、下限はほぼ 550m である(参考資料:筑波山におけるブナ林の分布)。 参考文献:
*1)
小幡和男・田中信行:筑波山におけるブナ・イヌブナの毎木調査に関する報告書 2022年11月25日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):+36 13 31.95, +140 5 49.72 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 255° PanoraGeo-No.663 |
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筑波山はなぜ目立つ | 12 /14 |
筑波山自然研究路の東屋(あずまや)脇の丸い岩は何?What is the round rock beside the pavilion of the Mt. Tsukuba Nature Research Trail? |
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筑波山自然研究路の時計回りで男体山南面、崖崩れが起きた中ノ沢源流の急斜面を過ぎて緩やかな尾根に出たところにこの東屋がある。
これを建てるために低い崖が切られたが、そこに直径1mくらいの丸い石が顔を出している。
丸い石と言えば川の石を考えるが、ここは男体山頂から高さで 50m足らず下っただけの山の上なので、それは無理。石の表面を触ってみても川の石のようにツルツルではない。
これは、岩盤が顕著な風化を受けてできたコアストーン(核岩)以外のなにものでもない。
コアストーンの周りの風化物質はいわゆるマサ(専門的にはサプロライトという)である。花崗岩のマサはポピュラーであるが、斑れい岩のマサは筑波山ではなかなか見られない。
この写真の丸い石の左には、それが見える貴重な崖(露頭)があったが、大部分がパラパラ崩れた土砂で埋まってしまい、今では上部がわずかに見えるだけである(参照:風化した斑れい岩の写真)。 2022年11月25日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):+36 13 31.99, +140 5 49.74 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 50° PanoraGeo-No.664 |
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筑波山はなぜ目立つ | 13 /14 |
北方の富谷山から見た加波山と筑波山Mt. Kaba and Mt. Tsukuba seen from Mt. Tomiya in the north |
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筑波山地域ジオパークの北西端にあるジオサイト富谷山(365m)から南方、登山家たちの通称「筑波連山」を望むと、スカイラインに聳える二つの峰が目につく。
左が加波山、右が筑波山である。筑波山が目立つ理由の一つは、周囲から突出した高さと尖った山頂の形であるが、このアングルから見た加波山も筑波山に負けるとも劣らず目立つ存在である。 2020年11月29日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):+36 23 0.39, +140 5 53.37 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 165° PanoraGeo-No.665 |
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筑波山はなぜ目立つ | 14 /14 |
加波山頂の巨石、岩切御隠居Megalith at the top of Mt. Kaba, Iwakiri-Goinkyo |
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標高 709m、僚友の筑波山より百数十m低いが、十分に目立つ存在の加波山は花崗岩の山である。
「筑波山は風化しにくい斑れい岩でできているので高い」と言いふらされている筑波山地域ジオパークでは、「ボク、斑れい岩ではないのにチョット目立ち過ぎかな?・・・」と、加波山クンが当惑気味。
加波山頂には、この写真のように、加波山神社本宮本殿と岩切御隠居と呼ばれる巨岩が対峙している。本殿の台座の石垣が東日本大震災により隙間ができて痛々しい。
標高 708.8m の三等三角点は両者の間、人が立っている足元あたりにある。
「本来なら、4、5m高いこの巨岩の上がボクの頂上、筑波山は1m 高くしてもらったのに」と、これは加波山クンの僻(ひが)みである。 2018年5月25日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):+36 17 55.40, +140 8 38.51 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 341° PanoraGeo-No.666 |