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randum
![]() ![]() ![]() アマゾンとアンデスを 結ぶ 大洋間横断道路 11 BACK⏎ ⇒NEXT 直前のページに戻る |
マドレ デ ディオス川右岸の支流イナンバリ川の上流方向を望んだ写真である。
ブラジルから1本でやってきた大洋間横断道路は、アンデス山脈を横断する前に、マスコ町の南の
イナンバリ川とアラサ川の合流地点付近で大きく二つに分かれる。一つはクスコを経由して
ナスカに近いサンファン デ マルコナ港へ行くクスコルート、もう一つはフリアカを経由してペルー最南部の
イーロ港とマタラニ港に達するフリアカルートである(地図参照)。
写真中央の赤い橋はイナンバリ川とその支流を上流へたどるフリアカルートがイナンバリ川を渡る
オトロンゴ橋である。 川の両岸にはアンデス山麓の標高 600 ないし 700m の丘陵性山地がひろがる。道路の切割以外には 人の気配を感じない密な森林が斜面を覆っている。 ペルーの8つの自然地域(高度帯)のうちの 高セルバ(Selva alta、セルバ アルタ)帯の景観である。高セルバ帯はアンデス東麓の標高 500mから 1500mまでの高度帯で、現地先住民の言葉ではルパルパ(Rupa-Rupa)と言う。 ルパルパは「燃える」とか「熱い」という意味で、高温多湿で不健康な気候、険しい地形、繁茂旺盛な熱帯山地林など 人が住むには不適な条件が多く、人口密度が低い地帯である。 2011年9月10日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):-13 11 27.70, -70 23 25.19 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 126° |
PanoraGeo-No.232
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