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randum
![]() ![]() ![]() ペルーレイル 5 BACK⏎ ⇒NEXT 直前のページに戻る |
クスコから 100 ㎞ ほど南東、ビルカノータ川沿岸のコンバパタという小都市の郊外の景観で、
右端の山の麓をペルーレイルの線路が通っている。この付近の谷底の標高は 3450m、左端にみえる、頂に鉄塔が
立つ山の標高が約 4000mである。ペルーの地理学者ビダルによる
ペルーの8つの自然地域(高度帯)では、
標高 3500mから 4000~4100mをスーニ(Suni)帯というが、これはほぼそれにあたる景観である。
スーニ帯の植生はおもに背の低い灌木林であるが、この写真の山の斜面のように、畑になっているところが多い。
スーニ帯より一つ下の高度帯であるケチュア帯は、常春の気候に恵まれ、小麦やトウモロコシをはじめ、
多くの作物ができるのに対し、スーニ帯に入ると、かなり低温になるため、栽培できる作物は、馬鈴薯
(じゃがいも)やソラマメのような寒さに強いものに限られてくる。
2011年9月12日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):-14 4 45.26, -71 26 15.99 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 222° |
PanoraGeo-No.339
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