Confluence of the Kokai and Ohya Rivers at the time of the flood randum


小貝川母子島遊水地
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増水時の小貝川・大谷川合流点

Confluence of the Kokai and Ohya Rivers at the time of the flood

 母子島(はこじま)遊水地は小貝川とその支流の大谷川(おおやがわ)の合流点の両者に 挟まれた低地につくられた。写真は両河川の合流点の堤防から下流を望んだもので、左から小貝川、 右うしろから大谷川が来て合流している。両河川とも増水し、高水敷が完全に水没している。 合流後の小貝川を跨ぐ青いアーチは、水資源機構の霞ヶ浦用水の小貝川水管橋で、霞ヶ浦から 左にみえる筑波山に掘られたトンネルを通して、この付近およびさらに西の猿島(さしま)台地まで灌漑用水を 送っている。その向こうに小貝川の代表的水位観測地点である黒子橋が見える。
 大谷川合流点を境に小貝川は、勾配 2/1000 から 0.2/1000程度へと、急に緩やかになる (参照:小貝川の縦断面図)。 この付近より下流には、1000 年くらい前までは、騰波ノ江(とばのえ)とよばれる湖があった。 このように勾配が急減するところでは、洪水時に水位が異常に高くなりやすい。このように勾配の 急減をはじめ、川幅の狭窄、あるいは大きな川との合流など、川が流れにくくなるところの すぐ上流で、洪水時の水位がとくに高まる現象をバックウォーター(背水)といい、その影響を 受ける区間を背水区間という。母子島遊水地付近はまさに小貝川の背水区間にあたる。 1986 年の洪水では、その方々で大規模な越水が生じてしまった(参照: 小貝川 1986 年洪水の写真)。
2019年10月13日撮影  カメラの位置 (緯度,経度):+36 15 17.34, +139 59 36.06 (Google Map)  撮影方向:北から時計回り 133°
PanoraGeo-No.457     直前のページに戻る     BACK⏎ このテーマ 13/18 ⇒NEXT