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![]() ![]() ![]() 熱帯の地学(1) 9 <マングローブ湿地> BACK⏎ ⇒ NEXT 直前のページに戻る |
ブラジルの東海岸には、南部地方サンタカタリーナ州の
ラグーナ市(南緯 28 度 30 分)まで、いたるところにマングローブ湿地が
分布している。
中小の河川が注ぐ入り江や、入り江が砂州(サンドバー)によって海と隔てられたラグーン
(潟湖、先住民はマセイオーとよんだ)に土砂がたまってマングローブ湿地に
なっているところが多い。
パライバ州の州都ジョアンペソア市が臨むパライバ川河口部は後者の例である。
写真の遠方、大西洋に沿って左右にのびるジョアンペソアの新市街地は砂州の上に立地している。
その手前に、この砂州によって海と隔てられてあったラグーンは、パライバ川が運んできた
土砂でほとんど埋められ、緑のマングローブ湿地になっている。
マングローブ湿地の一番遠くに見える左右に延びた水面は、マングローブを伐採して開かれた
伊勢海老の養殖池である。
2004年7月24日撮影 カメラの位置 (緯度,経度):-7 7 0.29, -34 55 31.90 (Google Map) 撮影方向:北から時計回り 73° |
PanoraGeo-No.508
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